岩淵光紀(いわぶち こうき)

 刑事。

 本来、捜査一課であったが、クリーチャー事件対応の「異象捜査課」に回される。

 

 名家の生まれな上、生まれつきのスペックが高いタイプ。

 繊細な美形顔でデスクワーク向きに見えるのだが、実際には格闘技を修めており、また大学時代にはクレー射撃も経験していて、割と荒事向きである。

 

 ある種エリート意識を持っているが、かつて遭遇した、奇怪な生物に歯が立たなかった上、同僚が恐怖のあまり発狂した事件が心に傷を残す。

 その時に現れた、ヴェールをかぶった人物に救われたのだが、その人物の正体を垣間見たために、異なる世界の扉を開いた。

 自信家ではあるが、すぐ背後の深淵を意識しなければならない記憶を持つ。