八十川善巳(やそがわ よしみ)

 都内の動物園で、獣医師として働く人物。

 自分の勤務先の動物園で、大型のシカが、何やら奇怪な生き物らしきものによって、無残に殺害されたのをきっかけに、おかしな生き物がうろついていると認識する。

 自分も襲われそうになった時に、ヴェールに着物に和傘という、動物園には不似合いないでたちの人物に不思議な手段で救われたことから、何かおかしなことがこの世にあると認識する。

 

 自分の生活や、動物たちを脅かす、危険な生物の正体を知りたい一心で探索に参加する。

 割と堅実に研究追求を積み重ねるタイプ。

 強く押すタイプではないが、ここはと思えば譲らない信念と自信がある。

 

 子供の頃、おかしな生き物に襲われ、今でも右の頬に、うっすら傷跡が走る。

 大柄な体格で体力もあるが、喧嘩は得意でなく学究肌。